「女性同士で応援し合えるコミュニティがある」「起業やSNSを学べる」――SNSでこうした誘いを受け、話を聞いていくうちにLEON(レオン)という名前が出てきた人もいると思います。
この記事で確認するのは、LEONを感情的に「怪しい」と決めつけることではありません。最初に何と説明され、その先で何の契約・商品・ビジネスにつながるのかを順番に分けます。
- LEONという女性コミュニティと株式会社DAIYAMONDLIFEの関係
- SNS・DMから先の勧誘の流れ
- 連鎖販売取引で勧誘前に伝える必要がある事項
- 健康食品の体験談と効果を断定する説明の違い
公開情報では、LEONを入口としてダイヤモンドライフのネットワークビジネスへつながったという複数の体験・検証報告があります。一方で、LEONという名称で接触した人すべてが同じ説明をしているとまでは確認できません。会社公式で確認できる事実、第三者から報告されている勧誘例、法律上の一般ルールを混ぜずに整理します。
LEONとは何?女性コミュニティとダイヤモンドライフの関係を調査
まず重要なのは、LEONとダイヤモンドライフを最初から同じ会社として扱わないことです。株式会社DAIYAMONDLIFEは福岡県に本社を置き、美容・健康関連商品を扱う会社です。公式サイトでは2018年11月創立とされ、健康食品や化粧品などの商品が掲載されています。
一方、今回確認した範囲では、LEONはダイヤモンドライフの会社名や商品ブランド名として公式サイトに掲載されている名称ではありません。第三者の体験談・検証記事では、女性向けコミュニティ、オンラインサロン、会員グループなどとして説明され、その先でダイヤモンドライフの話につながったという報告が複数あります。
「LEON=株式会社DAIYAMONDLIFE」と断定するのではなく、「LEONという名称のコミュニティ・グループを入口に、ダイヤモンドライフへつながる勧誘例が報告されている」と整理します。
株式会社DAIYAMONDLIFEは実在する会社
公式会社案内では、会社名を株式会社DAIYAMONDLIFE、代表取締役を近藤秀仁氏、本社を福岡県糟屋郡久山町としています。商品ページにはDAIYAMOND11、MSE、DNGなどの健康食品や美容関連商品が掲載されています。
LEONは会社名ではなくコミュニティ・グループとして語られている
LEONについては、SNSで「女性のコミュニティ」「応援し合う場」「学びの場」といった入口から接触し、その後ダイヤモンドライフへつながったという第三者報告があります。コミュニティ活動そのものと、特定負担を伴うMLM契約への勧誘は切り分けて確認する必要があります。
コミュニティの価値と契約内容は別
交流や学びに価値を感じる人がいることと、契約条件が適切に説明されたかは別問題です。何に参加し、誰と契約し、毎月何にいくら支払い、紹介によって何が発生するのかを具体的に確認します。
LEONのSNS勧誘はどこにつながる?DMから先の流れを確認

LEONについて複数の第三者記事で共通して見られるのが、SNSから接触が始まるという報告です。InstagramなどでDMが届き、女性同士の交流、働き方、起業、応援などの話から入り、その後Zoom等へ進んだという内容です。
SNS・DM → 会話・共感 → コミュニティ紹介 → Zoom等 → ダイヤモンドライフの商品・ビジネス説明
これは会社公式が公表した標準勧誘手順と確認できたものではなく、複数の体験談に見られるパターンです。勧誘者やグループによって説明順序が違う可能性があります。
最初のDMだけではMLMだと分からないケースが報告されている
問題はSNSを使うこと自体ではありません。最初の段階で、相手が誰の、何の商品・取引について、どのような目的で話をしているのかが分かる状態だったかです。
Zoomへ入る前に確認したい3つ
- 会社名はどこですか?
- 今日は商品購入やビジネス契約の勧誘ですか?
- 何の商品・サービスの話ですか?
LEONでは最初に何と説明された?「コミュニティ」とMLM勧誘を分けて考える

LEONを調べるとき、「結局MLMだった」という結果だけを見るより、最初に何と説明されたかを確認する方が重要です。第三者の体験談には、「女性コミュニティ」「応援し合う女性の集まり」「学び」「起業」といった説明から始まり、後になってダイヤモンドライフの話が出たという報告があります。
ただし、LEONに関係する人全員が勧誘目的を隠している、と一括りにはできません。最初から会社名・MLMであること・商品・費用を説明している人もいる可能性があります。だからこそ個々のDMや説明を記録して比べる必要があります。
会社名・商品・費用はいつ出てきたか
特定商取引法上、連鎖販売取引の勧誘では「勧誘に先立って」明示すべき事項があります。最終的に説明されたかだけではなく、いつ説明されたかが重要です。
参加費と商品購入の関係は書面で確認する
第三者記事にはコミュニティ会費とダイヤモンドライフの商品購入が結び付いていたという報告があります。ただし、現在のすべてのLEON参加者について同一条件だと裏付けられる公式資料は確認できませんでした。実際に誘われた場合は概要書面・契約書面、商品名、購入頻度、毎月の負担、解約条件を確認してください。
「女性コミュニティ」からMLMへ誘うこと自体が違法なのか
女性コミュニティを運営すること、SNSを使うこと、MLMという販売形態そのものは、それだけで直ちに違法になるわけではありません。問題になるのは具体的な勧誘方法です。
消費者庁の特定商取引法ガイドでは、連鎖販売取引の勧誘に先立ち、統括者等の名称、特定負担を伴う契約について勧誘する目的、商品・役務の種類を告げる必要があると説明しています。
見るべきなのは、誰が、いつ、どの名称を名乗り、何の目的を告げ、どこで何を説明したのかです。個別の証拠なしにLEON全体やダイヤモンドライフ全体を違法と断定しません。
勧誘目的を隠した誘引には特商法上の論点がある
消費者庁は、ビジネスセミナーへ参加したつもりが実際はネットワークビジネスの説明会だった事例を紹介し、勧誘に先立つ氏名等・勧誘目的・商品種類の明示義務を説明しています。実際のLEON勧誘が該当するかは、個々の事実関係で判断する必要があります。
DMや説明会案内は削除しない
最初の説明は後から記憶だけで再現しにくいため、DM、LINE、Zoomへ誘われた日時、説明会案内、契約前にもらった資料を保存しておくと確認しやすくなります。
ダイヤモンドライフはどんな会社?健康食品・美容商品を扱う
ダイヤモンドライフ公式サイトでは、美容と健康に関する商品の販売を行う会社と説明しています。商品ページには健康食品と美容関連商品が複数掲載されています。
会社と会員グループを同一視しない
会社公式のルールと、個別グループが独自に教えている集客方法・トークが一致するとは限りません。LEONのメンバーが行った説明を、そのまま会社公式の説明として扱わないことも重要です。
商品の評価とビジネスの評価も分ける
商品を気に入っている人がいることと、ビジネスとして利益が残ることは別です。逆に、勧誘方法に問題が指摘されたからといって、商品の品質まで根拠なく否定するべきではありません。
LEONの勧誘で報告される健康食品の説明を検証

LEON・ダイヤモンドライフを調べる際、もう一つ注意したいのが健康食品の説明です。健康食品について「私はこう感じた」という個人の体験談と、「この商品は病気に効く」「身体の状態を改善する」といった効果の断定は同じではありません。
体験・感想:「私はこう感じた」
確認が必要な説明:病名、治療、血液、臓器、症状改善などと商品を直接結び付ける説明
厚生労働省は、いわゆる健康食品には法律上の定義がなく、医薬品以外で健康維持・増進への効果を期待して摂取される食品全般を指すと説明しています。医薬品として承認を受けていない健康食品が医薬品的な効能・効果を標榜することには規制があります。
「私は良かった」は全員への効果保証ではない
愛用者が自分の感想を持つこと自体と、その感想を使って商品の効能を保証することは分けて考える必要があります。強い健康効果を説明された場合は、商品パッケージや公式表示に同じ内容があるか確認してください。
会社公式の表示と会員個人の説明を分ける
会員個人が独自に話した内容を、会社公式が認めている効果として扱わないことが重要です。逆に、個別会員の説明だけを根拠に会社全体が同じ説明をしているとも断定できません。
LEON・ダイヤモンドライフの勧誘で確認したい特商法と薬機法
特定商取引法では連鎖販売取引の勧誘方法、書面交付、クーリングオフなどが問題になります。健康食品や化粧品の効能・効果に関する表現では、薬機法や健康増進法など別の規制が関係する可能性があります。
- 誰が、どの会社・取引の勧誘をしたか
- 勧誘目的と商品種類をいつ伝えたか
- 費用・収益について何と説明したか
- 健康食品の説明で効果を断定していないか
- 概要書面・契約書面と口頭説明が一致しているか
会社全体ではなく個々の勧誘行為を見る
法律上の問題を検討するときは、「LEONは違法」「ダイヤモンドライフは違法」と大きく括るのではなく、実際のDM、会話、説明資料、契約書面を基に個々の行為を確認する方が正確です。
契約後でも書面とクーリングオフを確認する
連鎖販売取引では、契約書面を受領した日または商品の最初の引渡しを受けた日の遅い方から原則20日間のクーリングオフ制度があります。実際の起算日や書面状況で判断が変わるため、期限が気になる場合は消費生活センター等へ確認してください。
LEON・ダイヤモンドライフに誘われたとき確認したいこと
勧誘を受けた時点で、すぐに「やる・やらない」を決める必要はありません。コミュニティの雰囲気と契約条件をいったん切り離し、自分が何にお金を払い、何をすれば報酬が発生するのかを確認します。
- 契約先の会社名
- 商品名と毎月の購入額
- 初期費用・継続費用
- 紹介しなくても必要になる支出
- 報酬が発生する具体的条件
- 解約・返品・クーリングオフ
- SNS集客やDM送信が活動として求められるか
「仲間がいるから」ではなく自分の数字で見る
コミュニティの雰囲気が良くても、最終的にビジネスとして続けるなら、受取報酬から商品購入、会費、交通費、イベント費、通信費などを差し引いて最終利益を見る必要があります。
断りたいなら理由を長く説明しなくていい
「今回は契約しません」「商品購入を伴うビジネスには参加しません」と短く伝えて構いません。説明を聞いたことと契約することは別です。
LEONとダイヤモンドライフを調べて分かったこと
LEONについて公開情報を追うと、女性向けコミュニティを入口としてダイヤモンドライフへつながったという体験・検証報告が複数確認できます。一方、LEONはダイヤモンドライフの会社名ではなく、会社公式サイト上で商品ブランドとして確認できる名称でもありません。
そのため、記事で最も重要なのは「LEONは○○だ」と一言で決めつけることではなく、最初のSNS接触から、コミュニティ説明、Zoom、会社名の開示、商品説明、契約までを時系列で見ることです。
また、健康食品について個人の体験談が語られることと、病気や身体への効果を断定することは同じではありません。会社公式の表示と会員個人の説明も分けて確認する必要があります。
「女性コミュニティ」という入口だけを見るのではなく、その先で誰と何を契約するのか、商品購入はいくらか、紹介活動で何が発生するのか、最初の勧誘時に目的が明示されていたかまで確認してから判断することが重要です。
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