「ZiNRAi(ジンライ)に誘われたけれど、本当に稼げるの?」
「IMアカデミーやIYOVIAと似ているけれど、結局何が違うの?」
「トレードを学びながら報酬も得られるなら、月額料金くらいは回収できるのでは?」
ZiNRAiについて調べている人が一番知りたいのは、結局ここではないでしょうか。
毎回お金を払って参加して、本当に最終利益が手元に残るのか。
私は以前、ZiNRAiと比較されることの多いIMアカデミーに実際に入会していました。
IMアカデミーでは、FX・バイナリーオプション・暗号資産などを学ぶ教育サービスと、紹介によって報酬を得るネットワークビジネスの仕組みが組み合わされていました。
その経験から感じるのは、「月○○ドル稼げる」「○人紹介すれば無料になる」といった説明だけでは、実際の収支は分からないということです。
そこでこの記事では、2026年9月時点で確認できるZiNRAi公式情報をもとに、料金、Brand Promoter制度、報酬の仕組み、トレードで利用料を回収できるのか、IMアカデミーとの共通点・違いまで整理します。
さらに、ドル建てサービスであることを考え、比較しやすいよう1ドル160円でも試算します。
そして、同じ金額をNISAなどを利用した長期積立へ回した場合、元本と運用益がどのくらいになるのかも比較してみます。
- ZiNRAiとはどんなサービスなのか
- 現在の料金はいくらなのか
- 1ドル160円なら日本円でいくらになるのか
- Brand Promoterはどのように報酬を得るのか
- 月額相当の費用をMLM報酬で回収できるのか
- トレード利益だけで利用料を回収できるのか
- 実際の活動が勧誘・顧客獲得中心にならないか
- IMアカデミーと何が似ているのか
- 中園健士氏は現在も関係しているのか
- 同額を長期積立した場合どうなるのか
※料金・制度は2026年9月時点で確認できるZiNRAi公式情報を基準にしています。ドル円換算は比較しやすくするため1ドル160円で試算しています。実際の請求額は為替、税、カード会社の為替手数料などによって変わります。
- ZiNRAiは本当に稼げる?先に結論
- ZiNRAiとは?投資会社ではなく教育サービス
- ZiNRAiの料金はいくら?1ドル160円で計算してみる
- Premier+Brand Promoterなら約5万2,000円が28日ごと
- 「月5万円稼いだ」だけでは黒字とは限らない
- ZiNRAiのBrand Promoterはどうやって報酬を得る?
- 報酬プランは「最高収入」より最初の利益を見る
- 勧誘活動がメインにならないか?
- 「2人紹介すれば無料」はIM時代とかなり似ている
- トレードだけで約5万2,000円を回収できる?
- IMアカデミーでも「トレード」と「MLM」は別物だった
- ZiNRAiとIMアカデミーは同じなのか?
- 中園健士氏は現在のZiNRAiにも関わっている?
- 同じ約5万2,000円を別の資産形成に回したらどうなる?
- 28日周期まで含めると、実際の年間負担はさらに大きい
- 「何年で回収できる?」より毎回黒字を維持できるかを見る
- ZiNRAiで本当に稼げているか確認する5項目
- 日本で勧誘される場合は特定商取引法も確認したい
- ZiNRAiへ参加する前に確認したいこと
- まとめ|ZiNRAiは「報酬額」ではなく最終利益で判断したい
ZiNRAiは本当に稼げる?先に結論
最初に結論から書くと、ZiNRAiへ参加すれば利益が出るとは言えません。
ZiNRAi自身も公式サイトで、Brand Promoterの成功や収入は、努力、スキル、働き方、投入する時間などさまざまな要因によって異なり、収入を保証するものではないと説明しています。
さらにZiNRAiは新しい事業であるため、Brand Promoterの過去の収益実績データをまだ持っていないとしています。
つまり現時点では、公式の実績データから、
- 参加者の何%が利益を出しているのか
- 何%が利用料以上の報酬を得ているのか
- 平均的なBrand Promoterはいくら稼いでいるのか
- 黒字になるまで平均何か月・何年かかるのか
といったことを判断することはできません。
そのため、「最高ランクならいくら稼げるか」より、自分が実際にいくら支払い、その支出を超える利益を現実的に作れるのかを見る方が重要です。
ZiNRAiとは?投資会社ではなく教育サービス
ZiNRAiは、米国のZiNRAi LLCが運営する教育・ライフスタイル型の会員サービスです。
現在は主に「Markets」と「Studio」があり、Marketsでは外国為替、株式・オプション、暗号資産などについて学べる教育コンテンツやマーケット分析ツールなどが提供されています。
Studioでは、AI、Eコマース、デジタルマーケティング、コンテンツ制作などの教育を扱っています。
ここで重要なのは、ZiNRAiそのものが証券会社やFX業者として利用者の資金を運用してくれるサービスではないという点です。
ZiNRAi公式サイトでも、投資・オンライン取引プラットフォームへのアクセスを提供するものではなく、個別の投資助言や規制対象となる金融サービスを提供するものでもないと説明しています。
したがって、Marketsを利用して実際にトレードする場合は、ZiNRAiへの利用料金とは別に、自分自身でトレード資金を用意する必要があります。
ZiNRAiの料金はいくら?1ドル160円で計算してみる

ZiNRAiには複数のプランがあります。
2026年9月時点で公式サイト・公式FAQから確認できる主な料金は次の通りです。
| プラン | 初回料金 | 継続料金 | 1ドル160円換算 |
|---|---|---|---|
| Essential | $249.95 | $184.95/28日 | 約29,592円 |
| VIP | $249.95 | $249.95/28日 | 約39,992円 |
| Premier | $349.95 | $299.95/28日 | 約47,992円 |
| Brand Promoter | ― | $24.95/28日 | 約3,992円 |
注意したいのが、継続料金の請求周期です。
ZiNRAiでは、メンバーシップは購入日から28日間有効で、継続する場合は28日ごとに更新されます。
一般的な「毎月1回」と同じ感覚で12回と考えると、年間負担を少なく見積もってしまう可能性があります。
365日÷28日では約13サイクルになるためです。
Premier+Brand Promoterなら約5万2,000円が28日ごと
特に確認しておきたいのが、教育サービスを利用しながらBrand Promoterとしてビジネスにも参加するケースです。
たとえばPremierを継続利用すると、料金は299.95ドル。
さらにBrand Promoterとして報酬プランへ参加する料金が24.95ドルです。
1ドル160円で試算すると
約51,984円/28日
初回はPremierが349.95ドルなので、Brand Promoter費用まで含めると374.90ドルです。
1ドル160円なら、初回だけで約59,984円になります。
そして、初回を含めて364日間で13サイクル続けたと仮定すると、
初回:374.90ドル
2回目以降:324.90ドル × 12回
合計:4,273.70ドル = 1ドル160円なら約683,792円
つまり、このケースでは初年度だけで約68万円の支払いになります。
しかも、ここには実際にトレードするための元本は含まれていません。
イベントへ参加するなら、交通費、宿泊費、参加費などがかかる場合もあります。
ZiNRAi自身もIncome Disclosureで、Brand Promoterの利益・損失を判断するときには、登録・継続料金、個人利用の商品、教育費、設備、旅費などの経費を考慮する必要があり、場合によっては経費が報酬額を上回ると説明しています。
「月5万円稼いだ」だけでは黒字とは限らない

ネットワークビジネスでは、「今月5万円稼いだ」「今月10万円入った」という話を聞くことがあります。
しかし、それだけでは本当に利益が出たかは分かりません。
見るべきなのは受取報酬ではなく、最終的に残った純利益です。
実際の利益を考える基本式
MLM報酬 + トレード損益
- ZiNRAi利用料
- Brand Promoter費用
- その他の活動経費
= 最終利益
たとえば1年間で50万円のコミッションを受け取ったとしても、ZiNRAi関連の支出が約68万円なら、それだけで黒字とは言えません。
さらにトレードで20万円の損失が出ていれば、最終収支はより大きなマイナスになります。
逆に、報酬額が大きく見えなくても、支出が少なく最終的に利益が残っている人なら収支はプラスです。
「いくら報酬を受け取ったか」ではなく、「全部差し引いたあとにいくら残ったか」で判断する必要があります。
ZiNRAiのBrand Promoterはどうやって報酬を得る?
ZiNRAiには、Brand Promoterとして報酬プランに参加する仕組みがあります。
公式FAQによると、Brand Promoterの料金は28日請求サイクルあたり24.95ドルです。
Brand Promoterになることで、報酬プランやビジネスツールへアクセスできます。
報酬の中心には、左右のチームのバランスの取れたボリュームをもとに計算するバイナリー型のコミッションがあります。
また、公式FAQでは「紹介やチームの成長に応じてボーナスやコミッションを獲得できる」と説明されています。
一方で、Brand Promoter本人がZiNRAiの商品・教育サービスを購入することは、コミッションを得るための必須条件ではありません。
つまり、
- 教育サービスを使うカスタマー
- 報酬プランへ参加するBrand Promoter
は制度上分けて考える必要があります。
報酬プランは「最高収入」より最初の利益を見る
ネットワークビジネスの説明では、上位ランクの報酬や大きな収入例が目につきやすくなります。
しかし、参加を検討する人が最初に見るべきなのはそこではありません。
ZiNRAiでは、ランク判定に使うQualified Volumeに複数の条件があります。
公式サポートでは、たとえば左右のボリュームバランスだけではなく、各レッグの一定割合を一般カスタマーの購入から作るルールや、一つの紹介系列だけに依存しすぎないための上限ルールなどが説明されています。
つまり、単純に「Brand Promoterを何人か登録すれば、自動的に大きな報酬になる」という仕組みではありません。
まず確認したいのは次の順番です。
- 毎回いくら支払うのか
- 最初の報酬はいくらなのか
- 報酬を得るために何人の顧客が必要なのか
- 左右にどれだけのボリュームが必要なのか
- その条件を毎回維持できるのか
- 黒字になるまでに累計いくら支払うのか
報酬プランに月600ドルなどのランクが存在することと、自分が600ドルを利益として残せることは別の話です。
勧誘活動がメインにならないか?
ZiNRAiをビジネスとして見るとき、私が特に重要だと思うのがここです。
ZiNRAiのBrand Promoterは、紹介やチームの成長、顧客売上などと報酬が関係します。
そのため、一定の報酬を得ようとするなら、
- 見込み客を探す
- サービスを説明する
- 顧客に加入してもらう
- 利用を継続してもらう
- 左右の組織のボリュームを作る
- チームを育成する
といった活動が必要になります。
これは、単にFXや暗号資産の勉強をしていれば自然に報酬が増えるという話とは違います。
トレードを学ぶ活動と、Brand Promoterとして顧客・組織を作る活動は別物です。
「投資を学びたい」のか、「ネットワークビジネスとして収入を得たい」のかは、参加前に自分の中でも分けて考えた方がよいでしょう。
「2人紹介すれば無料」はIM時代とかなり似ている
ZiNRAiには現在、「2&Free」という制度があります。
有料カスタマーが、自分と同額以上のメンバーシップを購入している有料カスタマーを2人直接紹介し、その2人が条件を満たして継続していれば、次の28日間の利用料金が無料になる仕組みです。
私はこの制度を見て、IMアカデミーに入会していた当時を思い出しました。
IMにも当時、2人を紹介すると月額料金が無料になる制度がありました。
もちろん、現在のZiNRAiと当時のIMが同じ会社、同じ制度だという意味ではありません。
さらに、ZiNRAiの現在の2&Freeはカスタマー向けであり、Brand Promoterは対象外です。
それでも、月額型の教育サービスに「2人の有料利用者を紹介すると、自分の次回料金が無料になる」という仕組みが組み合わされている点は、私が実際に経験したIMとよく似ています。
また、紹介した2人が継続しなければ条件を維持できません。
1人がBrand Promoterへ変更した場合なども、2&Freeの条件から外れるため、新たな有料カスタマーが必要になります。
トレードだけで約5万2,000円を回収できる?

では、MLM活動をしなくても、トレードでZiNRAiの利用料金以上を稼げればよいのでしょうか。
Premier+Brand Promoterの継続費用を1ドル160円で試算した約51,984円を例に考えてみます。
毎回約5.2万円をトレード利益だけで作ろうとすると、利益率によって必要となる元本は次のようになります。
| 仮に毎回この利益率を出した場合 | 約51,984円を得るための元本 |
|---|---|
| 1% | 約520万円 |
| 2% | 約260万円 |
| 3% | 約173万円 |
| 5% | 約104万円 |
これは、この金額の元本があれば毎回利益を出せるという意味ではありません。
トレードでは損失が出ることもあり、毎回1%、3%、5%と安定して利益を得られる保証はありません。
むしろ、この表から分かるのは、毎回約5万円の利益をトレードだけで安定して作ることが簡単ではないということです。
たとえば元本100万円で毎回約5万円を作ろうとすれば、単純計算で毎回約5%の利益が必要になります。
さらに、トレード元本100万円はZiNRAiの利用料金とは別に用意する必要があります。
つまり、
+
Brand Promoter費用
+
実際にトレードするための元本
を分けて考える必要があります。
IMアカデミーでも「トレード」と「MLM」は別物だった
私は実際にIMアカデミーへ入会して、トレードを勉強していました。
IMの教育内容すべてが悪かったとは思っていません。
初心者がデモトレードで練習する環境もあり、私自身もそこでトレードについて学んだことがあります。
ただ、今振り返ると重要なのは、
- トレードで利益を出すこと
- MLMで報酬を得ること
- 毎月の教育サービス料金を支払うこと
この3つは本来別々の収支だということです。
トレードで利益が出ても、MLMでは赤字かもしれません。
MLM報酬が入っていても、利用料金や活動費を引けば赤字かもしれません。
逆に、MLM活動をまったくしなくても、教育サービスそのものに料金以上の価値を感じる人もいるでしょう。
ZiNRAiでも「トレード」「MLM」「サービス料金」を混ぜずに考えることが大切です。
私がIMアカデミーへ実際に入会していた当時の料金・報酬プランや、その後IYOVIAがどうなったのかについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
ZiNRAiとIMアカデミーは同じなのか?
ZiNRAiについて調べると、IMアカデミーやIYOVIAとの関係が気になる人も多いと思います。
私自身も、実際にIMアカデミーへ参加していたため、現在のZiNRAiを見たときに似た部分を感じます。
一方で、「IMアカデミーがそのままZiNRAiに名前を変えた」と断定するのは正確ではありません。
IM AcademyとIYOVIAについては、米国FTCの公的資料でもInternational Markets Liveが使用していた名称として確認できます。
一方、現在のZiNRAiはZiNRAi LLCとして運営されています。
そのため、会社としての連続性と、参加者・コミュニティ・ビジネスモデルの連続性は分けて考える必要があります。
旧IM・IYOVIAの参加者の一部がZiNRAiへ移ったとする参加者側の情報は見られますが、どの程度の人数が移動したのか、組織として公式に移行したのかまでは確認できません。
ただし、私が実際に経験したIMと現在のZiNRAiを「仕組み」という観点で比べると、似ている部分は少なくありません。
| 比較 | 私が参加した当時のIM | 現在のZiNRAi |
|---|---|---|
| 教育内容 | FX・BO・暗号資産など | FX・株式・暗号資産など+Studio |
| 料金 | ドル建て継続課金 | ドル建て28日周期 |
| ビジネス参加 | IBO制度 | Brand Promoter制度 |
| 紹介による無料制度 | 当時2人紹介で月額無料制度あり | カスタマー向け2&Freeあり |
| 報酬 | 組織・ランク型 | バイナリー・顧客売上・ランク型 |
| トレード資金 | 利用料金とは別 | 利用料金とは別 |
会社名が同じか違うかだけを見るより、「参加者のお金がどう出ていき、どのように報酬を得る構造なのか」を比較する方が実用的だと思います。
中園健士氏は現在のZiNRAiにも関わっている?
IMアカデミーやIYOVIAについて調べたことがある人なら、「中園健士氏は現在のZiNRAiにも関わっているのか?」と気になるかもしれません。
私がIMアカデミーへ参加していた当時、中園健士氏は日本国内の大きなコミュニティの一つに関わっていました。
私自身も、当時そのコミュニティや勧誘活動を実際に見ています。
そのため、IMアカデミーやIYOVIAのその後としてZiNRAiを知った人が、中園氏との関係を検索するのは自然だと思います。
ただし、2026年9月時点で確認できる公開情報を調べた範囲では、中園健士氏が現在ZiNRAiの運営に関わっている、あるいはZiNRAiのBrand Promoterとして現在活動していることを裏付ける公式情報は確認できませんでした。
旧IM・IYOVIA時代に中園氏と関係のあったコミュニティがその後どう動いたのかという話と、現在も中園氏本人がZiNRAiに関与しているという話は分けて考える必要があります。
確認できない現在の関係を、過去の関係だけを理由に推測でつなげるべきではありません。
中園氏とIMアカデミーとの過去の関係や、2026年現在どのような活動が確認できるのかについては、別記事で詳しく整理しました。
同じ約5万2,000円を別の資産形成に回したらどうなる?

もう一つ考えておきたいのが、「そのお金を別の用途に使った場合どうなったか」という機会費用です。
Premier+Brand Promoterの継続費用を1ドル160円で試算すると、約51,984円/28日です。
ここでは比較を分かりやすくするため、この約51,984円を毎月1回、長期積立へ回したと仮定します。
実際のZiNRAiは28日周期のため年間では約13回請求されます。そのため、この比較はZiNRAiの年間支出額を完全に再現したものではなく、あえて「毎月約5.2万円」という分かりやすい条件で比較したものです。
NISAのつみたて投資枠では、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託などを利用できます。
一方、iDeCoも長期の資産形成に使える制度で、掛金が所得控除の対象になる特徴がありますが、原則として老後まで自由に引き出せないという違いがあります。
どちらもZiNRAiとは目的の異なる制度ですが、「毎月5万円前後を長期間出す」という意味では、比較してみる価値があります。
そこで、毎月51,984円を積み立て、年率3%・5%・7%で運用できたと仮定した場合を試算します。
| 期間 | 積立元本 | 年3%仮定 | 年5%仮定 | 年7%仮定 |
|---|---|---|---|---|
| 5年 | 約312万円 | 約336万円 | 約353万円 | 約370万円 |
| 10年 | 約624万円 | 約725万円 | 約802万円 | 約889万円 |
| 20年 | 約1,248万円 | 約1,699万円 | 約2,110万円 | 約2,638万円 |
| 30年 | 約1,871万円 | 約3,008万円 | 約4,239万円 | 約6,079万円 |
※毎月51,984円を積み立て、年率3%・5%・7%で複利運用できたと仮定した概算です。年率を月次換算して計算しています。手数料・税金等は考慮していません。将来の運用成果を示すものではなく、元本割れする可能性もあります。
年5%の仮定なら、元本と運用益はどう分かれる?
特に年5%という仮定を、元本と運用益に分けてみます。
| 期間 | 自分で積み立てた元本 | 年5%仮定の資産額 | うち運用益 |
|---|---|---|---|
| 10年 | 約624万円 | 約802万円 | 約179万円 |
| 20年 | 約1,248万円 | 約2,110万円 | 約862万円 |
| 30年 | 約1,871万円 | 約4,239万円 | 約2,367万円 |
30年間で自分が積み立てた元本は約1,871万円。
年5%で運用できたという仮定なら、約4,239万円となり、そのうち約2,367万円が運用益という計算です。
もちろん、「NISAなら必ず4,239万円になる」という意味ではありません。
投資には値下がりや元本割れの可能性があります。
また、ZiNRAiへ支払うお金は教育サービスやツールを利用する対価であり、NISAやiDeCoで金融商品を購入するお金とは性質が違います。
ただ、月5万円前後を長期間使い続けるのであれば、
- 教育サービスに使う
- トレード元本として使う
- NISAなどで長期積立する
- iDeCoで老後資金を積み立てる
- 現金として貯める
といった選択肢を比較してから決めても遅くはありません。
28日周期まで含めると、実際の年間負担はさらに大きい
先ほどの長期積立比較は、画像でも分かりやすくするため「毎月51,984円」を12回積み立てる条件にしました。
しかしZiNRAiの実際の課金周期は28日です。
Premier+Brand Promoterを1ドル160円で継続する例では、初年度の単純試算は約683,792円でした。
これを12か月平均に直すと、
となります。
つまり、実際の年間支出を均等に資産形成へ回すという比較なら、月約5.7万円に近い金額になります。
「月約5.2万円」という数字だけを見て終わらず、28日周期であることまで確認した方がよいでしょう。
「何年で回収できる?」より毎回黒字を維持できるかを見る
ZiNRAiについて、「何年続ければ元が取れるのか?」と考える人もいると思います。
しかし、この考え方には少し注意が必要です。
住宅ローンのように一定額を払い終えれば資産が手元に残るものではなく、サブスクリプション型サービスは、利用を続ける限り料金も続きます。
そのため本当に見るべきなのは、
「毎回の支出を上回る利益を継続して作れるか」
です。
仮に最初の1年間で約68万円を支払い、MLM報酬が20万円なら、約48万円の持ち出しです。
翌年40万円の報酬を得たとしても、翌年も同程度の費用を支払い続けるなら、その年もまだ赤字です。
「あと少し続ければ元が取れる」と考えて継続するうちに、累計支払額そのものが増えていく可能性もあります。
だからこそ、1年ごとではなく、できれば毎月・毎サイクルで収支を記録した方がよいと思います。
ZiNRAiで本当に稼げているか確認する5項目
すでにZiNRAiへ参加している場合は、ランクやチーム人数より先に、次の数字を確認すると収支が分かりやすくなります。
| 確認するもの | 見る数字 |
|---|---|
| ZiNRAiへの支払い | これまでの累計支払額 |
| Brand Promoter報酬 | 累計受取額 |
| 活動経費 | イベント・交通・宿泊・通信など |
| トレード | 入金額ではなく実現損益 |
| 最終結果 | すべて差し引いた純利益 |
これを計算してプラスなら、少なくとも金銭面では利益が出ています。
マイナスなら、「将来ランクが上がる」「将来チームが大きくなる」という期待とは別に、現時点では持ち出しが続いていることになります。
日本で勧誘される場合は特定商取引法も確認したい
私がIMアカデミーへ参加していた頃は、海外企業であることを理由に、日本の概要書面などについて疑問を感じる場面がありました。
しかし、海外企業だから日本の特定商取引法が一切関係ないと単純に判断することはできません。
日本では、特定負担を伴い、紹介などによって利益を得る一定の取引は、取引の実態によって連鎖販売取引に関する規制の対象となる可能性があります。
連鎖販売取引に該当する場合、勧誘に先立つ氏名・勧誘目的等の明示、必要事項を記載した書面の交付などのルールがあります。
また、原則として法定書面を受け取ってから20日以内のクーリング・オフ制度も定められています。
ZiNRAiについては現在、日本向けの「Statutory Advertisement Matters(法定広告事項)」も公式に公開されています。
この点は、私がIMへ参加していた当時と比べても、確認できる公式資料が増えている部分です。
ただし、個別の勧誘が日本法上どの取引類型に該当するか、あるいは特定の勧誘が違法かどうかは、実際の契約内容や勧誘方法によって判断されます。
ZiNRAiへ参加する前に確認したいこと
ZiNRAiを検討するなら、「稼げそう」「トレードを学びながら収入も得られそう」という印象だけで決めず、最低でも次の点を数字で確認した方がよいでしょう。
- 自分が選ぶプランはいくらなのか
- 28日周期で年間何回請求されるのか
- Brand Promoterになる必要が本当にあるのか
- トレードするなら別途いくらの元本を用意するのか
- 最初の報酬を得るために何が必要なのか
- 利用料金を超える報酬を得るために何人の顧客が必要なのか
- その顧客数・売上を継続できるのか
- 活動経費を含めても利益が残るのか
- MLMをしなくても教育サービス単体にその金額を払う価値を感じるか
- 同じ金額を別の資産形成に使う選択肢と比較したか
まとめ|ZiNRAiは「報酬額」ではなく最終利益で判断したい
ZiNRAiには、トレードやデジタル分野を学ぶ教育サービスと、Brand Promoterとしてコミッションを得られるビジネス制度があります。
私は過去にIMアカデミーへ実際に入会していたため、現在のZiNRAiを調べると、ドル建ての継続課金、教育サービス、紹介による無料制度、組織型の報酬プランなど、構造的に似ていると感じる部分があります。
ただし、IM・IYOVIAとZiNRAiを同一会社・同一事業だと単純に扱うべきではありません。
また、中園健士氏が現在ZiNRAiへ関わっていると裏付けられる公式情報も、現時点では確認できませんでした。
そして一番重要なのは、会社名や人間関係だけではありません。
ZiNRAiで本当に稼げているかを見るなら
受け取ったMLM報酬
+ 実際のトレード損益
- ZiNRAiへの支払い
- Brand Promoter費用
- 活動経費
= 最終利益
ここまで計算して、最終的にいくら手元に残ったのかを見る必要があります。
「月600ドルのランクがある」ことより、そこへ到達するまでに自分はいくら払い、何人の顧客を作り、何時間活動し、最後にいくら利益が残ったのか。
私はIMアカデミーへ参加した経験があるからこそ、今ならそこを最初に確認します。
そして毎月3万円、4万円、5万円以上という金額を継続して使うのであれば、ZiNRAiだけを見るのではなく、現金として貯める、NISAなどで長期積立する、iDeCoなどを利用するという別の選択肢も比較したうえで判断した方がよいでしょう。
ZiNRAiの料金や報酬プランは今後変更される可能性があります。
参加を検討する場合は、紹介者の説明だけで判断せず、必ず最新の公式料金、契約条件、報酬プランを自分でも確認してください。



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