ThreadsやSNSで「副業を探しています」「在宅でできる仕事はありませんか」と投稿すると、知らないアカウントからコメントやDMが届くことがあります。
Threadsの副業募集がすべて詐欺というわけではありません。しかし2026年現在、SNSを入口にした副業・投資の金銭トラブルは、公的機関が繰り返し注意喚起する問題になっています。
特に警戒したいのは、最初は「仕事をして報酬を受け取る話」だったのに、途中から自分がお金を払う話へ変わるケースです。
登録料、保証金、高額プラン、追加タスク、違約金、出金手数料などの名目であなたがお金を払い続ける側になったら、そこで止まってください。
「ここまで払ったから、あと一回だけ」は特に危険です。
旧記事の「9割が詐欺」「100%詐欺」といった根拠を示せない断定は外し、国民生活センター、消費者庁、警察庁が実際に注意喚起している手口と、当サイトで追跡してきた案件を分けて整理します。
- Threadsの副業募集は危険?最初に知ってほしいこと
- なぜThreads・SNSは副業詐欺の入口に使われるのか
- 最初は普通の副業募集に見える|DMから始まる典型的な流れ
- 「いいね・スクショ・動画を見るだけ」から高額入金へ進むタスク副業
- 「副業を教えます」から高額サポート契約へ進むケース
- 「投資で稼ぐ副業」へ変わったらさらに慎重に見る
- 「無料で稼げる」はずがローンだけ残るケースもある
- 「お金配り」「当選しました」も金銭トラブルの入口になり得る
- 「著名人」「投資家」「先生」が出てきても信用材料にはならない
- 絶対にやってはいけない7つ
- 「口座を貸して」「お金を受け取って」は副業では済まない可能性がある
- 被害に気づいたら「取り返すための追加送金」を止める
- 実際に当サイトで追跡してきた「SNSからお金の話へ進んだ案件」
- Threads・SNS副業についてよくある質問
- 副業を始めたはずなのに「自分がお金を払う側」になったら止まってください
Threadsの副業募集は危険?最初に知ってほしいこと
Threadsで副業情報を探したり仕事を募集したりすること自体に問題はありません。ただ、SNSでは相手の本当の氏名、会社、所在地、実績を確認しないまま会話を始められます。
警察庁も「短時間」「簡単」などの言葉を使ったSNS上の副業広告について注意を呼びかけています。副業名目の詐欺では、初期には利益が出たように見せ、その後「損失が発生した」「違約金を払え」などとして金銭を要求する手口が確認されています。
誰が募集し、何の仕事で、報酬は何の対価なのか。そしてなぜ仕事をする側がお金を払う必要があるのかを確認します。
なぜThreads・SNSは副業詐欺の入口に使われるのか
知らない人にも簡単に声をかけられる
「副業を探している」と投稿した人へ、面識のない相手でもコメントやDMを送れます。正当な仕事探しにも便利ですが、金銭を狙う側にも同じ便利さがあります。
公開投稿から個別DMへ移せる
「詳しくはDMで」と個別のやり取りへ移ること自体で詐欺とは判断できません。ただ、仕事内容や費用が途中から変わっていないか確認が必要です。
さらに外部メッセージへ移る
警察庁が公表するSNS型投資詐欺でも、SNSのDMで接触した後、LINEなど別のサービスへ誘導し、投資金や手数料名目で振り込ませる流れが示されています。
最初は普通の副業募集に見える|DMから始まる典型的な流れ
途中で話が変わったら、最初の「副業募集」という印象だけで判断しないことが重要です。最初に聞いた仕事内容と、現在求められている支払いは本当に同じ話なのかを確認してください。
「いいね・スクショ・動画を見るだけ」から高額入金へ進むタスク副業
2026年5月、国民生活センターは「簡単なタスクで稼げるとうたう副業トラブル」について注意喚起しました。
公表事例では、SNSで動画に「いいね」をすればお金をもらえると案内され、3日間の作業後に約2,500円の報酬が実際に振り込まれています。その後「失敗したのでグループの連帯責任になる」などと言われ、約50万円の入金を求められています。
最初の少額報酬を信用材料にして、その後の高額送金へ進ませるケースが実際に相談されています。
参考:国民生活センター「簡単なタスクで稼げるとうたう副業トラブルに注意!」
「副業を教えます」から高額サポート契約へ進むケース
「無料で副業を教える」「まず安いマニュアルを買う」という入口から、電話やZoomで高額なサポート契約へ進む場合があります。
教材やコンサルティングに費用がかかること自体で詐欺とは言えません。見るべきなのは、費用・内容・解約条件が契約前に説明され、収益を過度に期待させて高額契約を急がせていないかです。
「すぐ回収できるから借りても大丈夫」と言われても、その場で借金や契約を決めないことを勧めます。
「投資で稼ぐ副業」へ変わったらさらに慎重に見る
警察庁はSNS型投資詐欺について、DMで接触後に別のSNSへ誘導し、株や暗号資産で利益が得られると信用させ、投資金や手数料名目で振り込ませる手口を案内しています。
消費者庁は、SNSで勧誘された投資資金の振込先として個人名義口座を指定された場合は詐欺なので振り込まないよう明確に注意喚起しています。
海外案件、暗号資産、紹介制度、出金条件の変更についてはこちらで詳しく追跡しています。

「無料で稼げる」はずがローンだけ残るケースもある
自分のクレジットカードやローン、信用力を使わせる案件にも注意が必要です。当サイトでは、SNSのDMから「無料案件」などとして紹介されたロレックスの転売・購入代行について実際に勧誘を受けた内容を追跡しています。
自分名義で高額商品を購入・ローン契約し、商品を第三者へ渡した後に約束された支払いが止まれば、商品が手元にないのに契約上の支払いだけが本人に残る可能性があります。

「お金配り」「当選しました」も金銭トラブルの入口になり得る
本当に無償で金銭を渡す行為まで一律に詐欺と断定はできません。しかし、受け取る側だったはずなのに「受取手数料」「登録料」「保証金」などを要求されたら、話が変わっています。
この疑問を感じた時点で、追加送金する前に止まってください。
次に全面修復する「お金配り」記事は、この入口パターンを詳しく扱います。

「著名人」「投資家」「先生」が出てきても信用材料にはならない
消費者庁は、SNSをきっかけに著名人・有名人を名乗ったり、つながりがあると示唆したりする投資トラブルについても注意喚起しています。
警察庁が示すSNS型投資詐欺でも、グループチャット内で「儲かっている」などと投稿する人物が現れ、その後、投資家やアシスタントを名乗る人物から振込を指示される流れが紹介されています。
有名な名前が出たこと、グループ内に成功者がいるように見えること、利益画面が表示されたことだけを信用材料にしないことが重要です。
絶対にやってはいけない7つ
- SNS投資で指定された個人名義口座へ投資資金を振り込まない
- 出金するためと言われて追加送金しない
- 「稼げるから返せる」と言われて借金しない
- 銀行口座・キャッシュカードを他人へ貸さない、売らない
- 仕事内容が分からないまま他人のお金を受け取り、別の口座へ転送しない
- 相手の身元・利用目的を確認できないまま身分証や銀行情報を送らない
- 損失を取り返すための「最後の一回」を払わない
警察庁も、稼いだお金を引き出す際に事前説明のなかった手数料、解除手数料、解約金、違約金などを要求する「もうけ話」へ注意を呼びかけています。
「口座を貸して」「お金を受け取って」は副業では済まない可能性がある
「事務作業」「入出金管理」「送金代行」などと説明されても、仕事内容が分からないまま自分の銀行口座へ他人のお金を受け取り、指定口座へ転送する仕事は受けないでください。
また、自分の口座やキャッシュカードを他人に貸したり売ったりすることも避けるべきです。
ここは「自分のお金を失うか」だけの問題ではありません。自分の口座や名義が犯罪に利用されるリスクまで考える必要があります。
「言われた通りに送金するだけ」「口座を使わせるだけ」で高額報酬という話ほど、何のためのお金なのかを確認してください。
被害に気づいたら「取り返すための追加送金」を止める
被害に気づいたときほど、「ここまで払ったお金を取り返したい」という気持ちが強くなります。
しかし、出金・返金の条件としてさらに送金を求められているなら、取り返すためにもう一度払う前に外部へ相談してください。
相手とのやり取りを消さない
SNS投稿、プロフィール、DM、外部メッセージ、振込先、電話番号、説明資料、契約画面などを保存します。
支払いの記録を残す
銀行振込、カード決済、暗号資産送金など、日時・金額・相手先が分かる記録をまとめます。
金融機関・カード会社へ早めに連絡する
支払い方法によって対応は異なりますが、時間を置かずに利用した金融機関やカード会社へ相談します。
188・#9110へ相談する
消費者トラブルは消費者ホットライン188、犯罪被害が疑われる場合や警察へ相談したい場合は警察相談専用電話#9110があります。
消費者庁も、被害回復をうたってさらに金銭を求める二次被害への注意を呼びかけています。
実際に当サイトで追跡してきた「SNSからお金の話へ進んだ案件」
以下は当サイトで扱ってきた関連記事です。すべてを同じ仕組み・同じ法的評価の案件として並べているわけではありません。「SNSや紹介から、どのようにお金の話へ進んだのか」を比較するために掲載します。
お金配り|「もらう側」だったのに支払いを求められないか
今回もっとも強くつなぎたい関連記事です。次の記事修復で、Threads上のお金配りを2026年の公的注意喚起に合わせて全面的に作り直します。

ロレックス転売・購入代行|自分の信用とローンを使う案件
「副業だから元手は不要」と思っていたのに、自分名義の高額購入やローンへ進む場合の確認材料です。

RFI|出金条件が変わった投資案件の追跡
当サイトでは、当初の高利回り説明、出金停止、その後に出金の条件として追加資金を求められた経緯を追跡しています。旧記事の強い断定はそのまま一般化せず、経過を見る資料としてつなぎます。

AuctionLux|SNS・紹介から高額入金へ進んだ案件
DMでの接触から別案件の説明、高額な参加額の説明へ進んだ経緯と、その後の出金・ログイン問題を追跡しています。

海外暗号資産案件|「出金できた」後まで確認する
最初の出金実績だけで安全と判断せず、利益の原資、条件変更、追加送金、当初の約束がどうなったかを見るための記事です。

Threads・SNS副業についてよくある質問
Threadsの副業募集は全部詐欺ですか?
いいえ。ThreadsというSNSや「副業募集」という言葉だけで詐欺とは判断できません。仕事内容、運営者、費用、報酬、契約条件、途中で支払い要求へ変わっていないかを確認します。
最初に報酬をもらえれば安全ですか?
安全とは限りません。国民生活センターは、最初に約2,500円の報酬を受け取った後、約50万円を請求された相談事例を公表しています。
LINEなどへ移動しただけで危険ですか?
移動しただけで詐欺とは言えません。ただしSNS型投資詐欺では、DMから別サービスへ誘導する流れが実際に確認されています。移動後に仕事内容や条件が変わっていないか確認してください。
副業なのに教材費が必要と言われたら詐欺ですか?
費用があるだけで一律に詐欺とは言えません。金額、内容、解約条件、収益説明を確認し、「必ず回収できる」などと急がされた場合はその場で決めないことが重要です。
投資を副業として勧められたら?
副業と投資は分けて考えます。消費者庁はSNSで投資勧誘を受けたらまず疑うよう注意喚起し、投資資金の振込先として個人名義口座を指定された場合は振り込まないよう案内しています。
すでに振り込んでしまったら?
追加送金を止め、やり取りと支払記録を保存し、金融機関等へ連絡したうえで188や#9110へ相談してください。
お金を取り戻すための手数料を払うべき?
事前説明のなかった解除手数料、違約金、出金手数料などを後から要求された場合は、追加送金する前に相談してください。
相手をブロックする前に何を保存する?
アカウント名・プロフィール・投稿・DM・外部メッセージ・振込先・電話番号・契約画面・支払履歴など、後から経緯を説明できるものを保存します。
副業を始めたはずなのに「自分がお金を払う側」になったら止まってください
副業とは、本来、仕事やサービスの対価として報酬を得るものです。
ところが途中から、
- 「次のタスクへ進むため」
- 「失敗を取り戻すため」
- 「出金するため」
- 「保証金が必要」
- 「もっと稼ぐため」
- 「サポートを受けるため」
と理由を付けられ、気づいたら自分が何十万円、何百万円と払う側になっていることがあります。
借りない。
追加で払わない。
口座を貸さない。
人を巻き込まない。
「取り返すための最後の一回」を払わない。
最初に少額報酬が出たことも、画面上で利益が増えていることも、次の送金が安全だという保証にはなりません。
副業を探していたはずの自分がお金を払う側になったら、一度そこで止まってください。
相手の説明だけで判断せず、家族や友人、公的な相談窓口など、案件と利害関係のない人へ相談してください。
参考:消費者庁「SNSなどを通じた投資や副業といった『もうけ話』にご注意ください!」
警察庁「副業を名目とした詐欺」
警察庁「SNS型投資詐欺」


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