ThreadsやSNSでは、札束の写真と一緒に「お金配ります」「困っている人を支援します」「欲しい人はコメント」といった投稿を見かけることがあります。
札束写真や「お金配り」という言葉だけで詐欺と断定することはできません。ただし、公的機関が確認した事例には、最初は「お金を受け取る側」だった人が、途中から手数料・電子マネー・投資金などを払う側へ変わるものがあります。
札束が本物かを推理するより、受け取りの条件として何を要求されるのか確認してください。もらう話だったのに先払いを求められたら、一度そこで止まる。
- Threadsの「お金配り」は本当?まず知ってほしいこと
- 札束の写真があっても「本当に配れる人」の証拠にはならない
- 「欲しいです」とコメント・DMすると、その後どうなる?
- お金配りから金銭要求へ変わる典型的な流れ
- 「支援団体」「NPO」「法人」を名乗っても信用しない
- 実際にあった「80億円支援します→まず3,000円払って」
- 「国からの支援」「公的な給付」と言われても相手の説明だけで信じない
- お金配りから「副業」に話が変わるパターン
- お金配りから「投資・暗号資産」に話が変わったらさらに注意
- 「欲しい」とコメントしただけでカモリストに入る?
- 絶対にやってはいけない8つ
- すでにDMした・払ってしまった場合にすること
- 当サイトで追跡しているSNS・副業・投資案件
- Threadsのお金配りについてよくある質問
- 「お金をもらう話」だったのに自分が払う側になったら止まる
- 公的な確認先
Threadsの「お金配り」は本当?まず知ってほしいこと
お金配り投稿すべてを詐欺とは判断できません。しかしSNS画面だけでは、投稿者の本人性、資金の出所、写真の撮影時期、実際の支払能力まで確認できない場合があります。
- なぜ自分にお金を渡すのか
- 受取条件は何か
- DM後に別アプリへ誘導されないか
- 個人情報・口座情報をどこまで求めるか
- 手数料や保証金を先払いさせないか
- 途中から副業・投資へ話が変わらないか
「本当に配っている人か」だけでなく、「こちらに何をさせようとしているか」を見ます。
札束の写真があっても「本当に配れる人」の証拠にはならない
札束・高級品・余裕のある生活は信用材料に見えやすい
大量の現金や高級品の写真を見ると「本当にお金を持っているのかもしれない」と感じます。しかし写真だけでは、その現金が誰のものか、いつ撮影されたか、本人が自由に使える資金かまでは確認できません。
写真が本物でも「あなたに配る証拠」にはならない
仮に写真が本物でも、あなたへお金を渡すことまで証明するものではありません。写真の真偽より、その後の条件を見る方が重要です。
当選報告・感謝コメントも画面だけでは確認できない
警察庁が注意喚起するSNS型投資詐欺では、グループ内の「儲かっている」という投稿などで信用させる流れも示されています。お金配りと投資詐欺は同一ではありませんが、第三者の成功談だけで信用しないという点は参考になります。
「欲しいです」とコメント・DMすると、その後どうなる?
警察庁も、SNSの「もうけ話」からグループ・個別チャットへ移り、事前説明のなかった手数料や違約金を要求されるケースに注意を呼びかけています。
お金配りから金銭要求へ変わる典型的な流れ
| 最初の話 | 途中からの要求 |
|---|---|
| お金を配る | 受取手数料 |
| 支援金 | 電子マネー |
| 当選 | 登録料・保証金 |
| 簡単副業 | 高額タスク |
| 投資利益 | 出金手数料 |
正規サービスや行政手続きの正当な費用まで一律に詐欺という意味ではありません。身元を確認できない相手が、当初なかった支払いを追加していく場合に警戒します。
「支援団体」「NPO」「法人」を名乗っても信用しない
今回特に重要なのが、個人のお金配りだけでなく、支援団体や公的機関のような名称を使って信用させる手口です。消費者庁は2025年9月、支援団体等の名称をかたり、支援金給付を持ち掛けて架空料金を請求する事業者について注意喚起しました。
公的機関のような名前で支援金を持ち掛ける
公表事例では「特別法人支援団体」といった、公的に存在するかのような名称が使われました。「法人」「支援団体」「機構」などの言葉だけで実在性を判断しないことが重要です。
「法人が実在する」と「DMの相手が関係者」は別
相手から送られたURLだけではなく、自分で公式情報を探して確認してください。
支援金の受取条件として先払いを求められたら止まる
支援を受ける話だったのに、電子マネーや手数料の先払いを要求された場合は、その場で支払わず確認してください。
実際にあった「80億円支援します→まず3,000円払って」
消費者庁が公表した事例では、「80億円の支援金を給付する」と持ち掛け、受取手続きのために3,000円分の電子マネーカードが必要などと説明していました。
さらに3,000円を支払った後、「1万円の追加払で支援金が受け取れる」などと追加送金を要求した事例まで記載されています。結局、支援金は給付されませんでした。
最初の少額を払った後に条件が追加されても、「ここまで払ったから」と追いかけないことが重要です。
「国からの支援」「公的な給付」と言われても相手の説明だけで信じない
同じ消費者庁資料では、追加送金を拒否した消費者に「この支援金は、国がやっているもので安心である」などと説明したケースも確認されています。本当に行政の制度なら、DMのリンクではなく、自分で省庁・自治体の公式サイトを探し、制度名・対象者・申請方法を確認します。
お金配りから「副業」に話が変わるパターン
国民生活センターは2026年5月、SNSから「動画を見て“いいね”をしたらお金をもらえる」と案内された事例を公表しました。3日間の作業後に約2,500円が実際に振り込まれた後、「失敗したのでグループの連帯責任になる」などと言われ、約50万円を入金するよう求められています。
少額報酬が出たことと、その後の高額送金が安全かは別に判断します。

お金配りから「投資・暗号資産」に話が変わったらさらに注意
警察庁が示すSNS型投資詐欺では、DMから別のSNSへ誘導し、投資金を振り込ませ、偽の利益を表示したり、一部の少額を被害者口座へ振り込んだりした後、全額引き出しのための手数料などを要求する流れが示されています。

「欲しい」とコメントしただけでカモリストに入る?
旧記事にあった「コメントした瞬間にカモリストへ登録・共有される」という一般的断定を裏付ける根拠は確認できませんでした。そのため今回は削除します。
ただし公開コメントに「お金が必要」「副業を探している」と書けば、その投稿を閲覧できる第三者にも、金銭や副業に関心があることが見える可能性があります。知らないアカウントから届くDMには注意してください。
絶対にやってはいけない8つ
- 支援金を受け取るためと言われて先払いしない
- 電子マネーを購入して番号を送らない
- 出金・受取のために追加送金しない
- SNS投資で指定された個人名義口座へ投資資金を振り込まない
- キャッシュカードを他人へ渡したり送ったりしない
- 暗証番号を教えない
- 相手の身元・利用目的を確認できないまま身分証を送らない
- 「取り返すための最後の一回」を払わない
「あと一度払えば受け取れる」「エラー解除に必要」「本人確認が終われば返す」と言われても、当初になかった支払いが追加されたら外部へ相談してください。
すでにDMした・払ってしまった場合にすること
やり取りを消さず保存する
投稿、プロフィール、DM、外部メッセージ、URL、振込先、電子マネーの購入記録、支払履歴などを保存します。
追加送金を止める
払った金額を取り返したいときほど、相手の「あと○円」という説明だけで追加送金しないことが重要です。
金融機関・カード会社・相談窓口へ連絡する
支払方法に応じて金融機関やカード会社へ早めに相談します。消費者トラブルは188、警察への相談は#9110があります。
当サイトで追跡しているSNS・副業・投資案件
以下はすべてを同じ詐欺手口と断定するための一覧ではありません。「SNSや紹介から、お金の話がどう変化したか」を確認する関連記事です。
Threads副業募集|DMから金銭要求へ変わるケース

ロレックス転売・購入代行|自分の信用やローンを使う案件

RFI|出金停止や条件変更まで追跡

AuctionLux|SNS・紹介から高額入金へ進んだ案件

海外暗号資産案件|出金・条件変更・追加送金を見る

Threadsのお金配りについてよくある質問
札束写真があれば詐欺ですか?
写真だけでは判断できません。写真より、DM後の条件、先払い、個人情報要求、別案件への誘導を確認してください。
本当に一度振り込まれたら安全ですか?
安全とは限りません。国民生活センターや警察庁は、最初に少額報酬・少額出金があった後に高額な支払いへ進む事例を公表しています。
支援団体やNPOを名乗っていれば安全ですか?
名称だけでは判断できません。団体の実在性と、連絡してきた人物が本当に関係者かを別々に確認します。
法人番号が確認できれば大丈夫ですか?
法人が実在することと、そのSNSアカウントが正規の関係者であることは別です。公式サイト等から別経路で連絡先を確認してください。
3,000円程度の手数料なら払ってもいい?
金額の大小だけで判断しないでください。消費者庁が公表した支援金事例では、3,000円の電子マネー支払い後に追加送金を要求されています。
すでに身分証を送ってしまったら?
それ以上の情報送信を止め、何を送ったか記録し、不審な利用が疑われる場合は関係機関や警察へ相談してください。
「お金をもらう話」だったのに自分が払う側になったら止まる
今回の記事で最も伝えたいのは、札束写真の見分け方ではありません。
最初はあなたがお金を受け取る話だったはずなのに、いつの間にかあなたがお金を払う側へ変わっていないか。ここを確認してください。
電子マネーを送らない。
追加送金しない。
カードを渡さない。
暗証番号を教えない。
「取り返すための最後の一回」を払わない。
「あと少しで受け取れる」と言われても、その言葉を確認できるのは相手だけです。相手と利害関係のない家族・友人・公的相談窓口へ相談してください。
もらう話だったのに、なぜ自分が払っているのか。その疑問を感じた時点で、一度止まることが大切です。
公的な確認先
消費者庁:支援団体等の名称をかたる支援金トラブル
国民生活センター:簡単なタスクで稼げるとうたう副業トラブル
警察庁:SNSなどを利用した「もうけ話」に注意
警察庁:SNS型投資詐欺


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