来年度から流通が始まる新紙幣が報道陣に公開されました。
一万円札には渋沢栄一、5千円札には津田梅子、千円札には北里柴三郎の肖像画が採用された新しいお札。
そこで今回は、新札/新紙幣2024はなぜ発行される?旧札/旧紙幣はずっと使える?またタンス預金のあぶり出しについてやATMの準備についても調査しました!
新札/新紙幣2024はなぜ発行?
偽造されたお金が出回らないようにするため
偽造されたお金が出回らないようにすることが目的です。
紙幣については、これまでも概ね20年毎に改刷(紙幣の偽造防止技術やデザインを新しくすること)を行ってきました。
現在発行している紙幣は、2004年に発行を開始して以来、20年近くが経過しており今回の発行を計画したのです。
偽造されないために、定期的に新しくするんだね!
ユニバーサルデザインの考え方取り入れる
目の不自由な方や外国人のためにも、誰にとっても使いやすい紙幣となるようにするためです。
タンス預金あぶり出しさせ、消費、投資に流出することへの期待?
日銀の超低金利政策もありじわりと増え続けている家庭に眠る現金「タンス預金」。
紙幣の流通残高100兆円に対して50兆円(2019年1月末時点)あるといわれる。
そんなに?
新紙幣発行には『旧紙幣が使えなくなる?』という心配をあおり、そのお金をあぶり出し消費や投資を活性化させる狙いが少なからずもありますが『お札はいったん発行されると法令に 基づく特別な措置がとられない限りずっと使える』ので新紙幣発行でタンス預金の取り崩しが活発になるとは考えにくいと思われます。
旧札/旧紙幣はこのまま使えるの?
前述したようにお札はいったん発行されると法令に 基づく特別な措置がとられない限りずっと 使えるんだよ~。
ATMや自動販売機などの準備は?
2022年11月21日に新紙幣がATMや自動販売機などで正しく識別できるかを確認するテストが、国立印刷局で報道陣に公開されていました。
テストには、29のメーカーなどが参加していて、機器に新紙幣のサンプル券を読み取らせて動作に異常がないかなどを確認していました。
準備はばっちりかな~
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